服飾、靴及び革製品

2020年2月 6日 (木)

ZOZOHEAT COTTONメンズのレビュー

ZOZOHEATはZOZOTOWNが発売する、マルチサイズ展開の保温インナーです。自分の体形に合わせたサイズを選択できることが大きな利点です。
2018年に登場した当初は価格はやや高めでしたが、2019年は値下がりし、買いやすい価格となりました。
2019年冬の通常価格はZOZOHEATは590円、ZOZOHEAT COTTONは790円です。
ZOZOHEATはユニクロのヒートテック等と同じく化繊素材の商品で、ZOZOHEAT COTTONは綿が95%の商品です。
また、ZOZOTOWNは送料も一律210円とかなり安くなっています。
2020年1月21日からは、セール価格となりZOZOHEAT2種とも390円にまで値下がりしています。

今回私はZOZOHEAT COTTONを購入したのでそのレビューを行いたいと思います。
通常のZOZOHEATとCOTTONの違いの一つは、ネット上のレビューを参考にすると「生地の厚さ」であり、通常のZOZOHEATはかなり薄めに作られているようですがCOTTONのほうはやや厚めであるという情報がいくつか見られました。
私はややしっかり目に作られたものののほうが好みということもありZOZOHEAT COTTONを購入してみました。

ZOZOHEATの利点の一番はやはりマルチサイズから選択できるということです。
商品ページから、自分の体形を選択することにより自動でおすすめの商品が表示されます。この場合は裄丈(袖丈)が9分袖のようにやや短めとなります。
サイズ表から、自分で好みのサイズを選択することもできます。

実際に注文し着用した感想を書きます。
ZOZOHEAT COTTONの生地の感じは割と理想に近いものでした。割と厚みのある生地で、ヒートテックより厚いのはもちろんですが、同じコットン素材であるベルメゾンの「ホットコット」や無印良品の「綿であったかインナー」と比べても素材はややしっかり目に出来ていると感じました。通常の綿肌着に近い厚さです。
ベルメゾンのホットコットは、綿素材であってもかなり伸縮性のある生地ですが、ZOZOHEAT COTTONは伸縮性はそれほど無く、通常の綿生地に近いです。
着用感は、自分の体形に合わせたサイズとなるためフィット感があるようになります。
細身の人は、通常の市販品よりも細身のサイズとなり、太めの人はあまり変わらないか、逆に太めのサイズになるかもしれません。
おそらく通常体形から外れている人ほど、その効果を実感することになるだろうと思います。私はかなり細身なので、市販品よりもだいぶフィット感があるものとなりました。
自分の体形より、身幅が一段上のものを選択したのですが、それで丁度良いくらいでした。

注意点としては袖周りが狭く作られているということです。
袖の部分(特に前腕)がぴったりとし過ぎているように思ったため、自分の体形に完全に合わせたサイズを選択すると、腕が窮屈に感じるかもしれません。私は身幅について自分のサイズの1段階上を選択しましたが、それでも腕周りはぴったりし過ぎているように感じました。ただ、着用してすぐに気にならなくなる程度です。
その後、身幅が2段階上のサイズを購入したら、腕周りは丁度良い具合となりました。ただしその分胴回りのフィット感は薄れます。

袖口は狭くなっており、手首にフィットする仕様となっています。そのためか、個人的には袖口がずり上がった際に違和感を感じやすいように思うため、あまり袖丈(裄丈)が短くないほうが良いように思いました。
袖口がずり上がることに違和感を感じないのであれば問題はありません。
ただ、袖周りが狭いこともあって、袖丈(裄丈)の割にはずり上がりやすいと感じました。逆に袖口が狭く手首にフィットするため、袖丈が長い分には手の甲まで隠れるようなことは起こりにくいように思います。
私ははじめ、自分の体型からのおすすめサイズより一段上の(3cm長い)袖丈(裄丈)を選択しましたが、それでもやや短いように感じたので、次に2段上の(6cm長い)袖丈(裄丈)を選択したら丁度良くなりました。

肩幅に関しては、ホームページ上では表記がありませんが、狭い作りです。私は肩幅が広めなのでどうかと思いましたが、特に違和感はありませんでした。肩幅が狭いと違和感があるインナーもあるのですが、この商品は概ね通常の綿肌着よりは生地が薄い故か気になりませんでした。

ネックに関しては、クルーネックとVネックがあります。私はVネックを選択しましたが、ベルメゾンのホットコットのように深すぎるVではなく、丁度良い大きさのVネックでした。

選択するサイズに関しては現在持っている服のサイズを測り、それと比べることである程度予測が立てられるようになります。

まとめとして、ZOZOHEATは腕周りがぴったりとし過ぎているということはありますが、全体としては満足のゆくものでした。特に市販品が合わない人にとっては貴重なマルチサイズ展開の商品です。コットン素材が選択できることも良く、同じコットン素材であるベルメゾンのホットコットよりも満足度が高く、実際に着用はしていませんが無印良品の「綿であったかインナー」と比べても素材がややしっかりしている点で個人的に評価できます。ただ、柔らかい着用感が好きなら無印やベルメゾンのほうが良いかもしれません。
価格も高くなく手に入るのが良いです。今後も販売を継続してもらえれば有り難いと思いますが、2019年冬時点では在庫のないサイズも多かったため、あまり積極的に販売をしていない印象を受けたため今後どうなるのか分からないようにも思います。

2019年8月 9日 (金)

グンゼ、BVD、無印良品の男性物インナーを比較

ここでは各メーカーの男性物インナー(肌着)のレビューを行います。
Tシャツに近い商品に関してはまたフィット感が異なるため、ここでは肌着として売られている商品に関するレビューとなります。

グンゼはスーパーに売られているGQ-1を始め、それよりも安いものも使用した経験があります。
締め付けが少なく動きやすいのが特徴かと思いますが、かといって太すぎるという事も無く、肌着として通常のTシャツより細身に出来ているように思います。私は細身体型ですが、グンゼのもので丁度良いと感じます。

BVDはBVD Goldを始め、それより安いものも使用した経験があります。
基本的な特徴としては細身でフィット感が高く、肩幅が狭いことです。
特に肩幅に関しては、人により合う合わないが出てくると思いますので注意が必要です。
肩幅が通常以上ある人にとっては窮屈に感じられるかもしれません。私も窮屈に感じました。
見た目としてはフィット感が高いのでスタイリッシュな感じとなります。
BVD Goldに関しては生地に厚みがあり、しっかりとしている印象です。

無印良品の肌着は柔らかく、フィット感が少ないのが特徴です。
特徴は商品によっても異なるとは思いますが、これは2018年時点での綿の肌着についてのレビューです。
グンゼGQ-1よりも生地が柔らかく、逆にしっかりした感(張り感)はありません。フィット感が少なく一般的なTシャツに近いフィット感です。
そのため、通常以上の体型の人にお薦めです。
冬用の保温下着に関してはもっとフィット感がある傾向があるのですが、基本的に無印良品の服作りはフィット感よりもリラックス感を大事にしていますので身幅は細くない傾向にあります。

現時点での結論としては、やはり一般的に薦められるのはグンゼではないかという事です。
一番は、快適性を大事にして動きやすいフィットになっていることです。
そして、無印良品と比べてみて分かる事なのですが、太過ぎず下着としてある程度の細さがあることも利点です。

2017年12月30日 (土)

メンズ機能性保温下着の比較 (ベルメゾンのホットコット等)

冬の保温下着として良いものが無いか探していたら、ベルメゾンのホットコットというシリーズが有名で良さそうだということで、購入してみました。
比較対象として、主にユニクロのヒートテックと無印良品の綿混あったかインナーを挙げます。
特に無印は、ホットコットと共に購入検討をしました。
機能性保温下着にはこれら手ごろな価格の薄手のものと、より高価で厚手のものがあります。
以前、デパートで厚手の機能性保温下着を買ったのですが、私が冷え体質ということもあってか、薄手のものと比べ、さほど暖かさの向上を感じませんでした。
結局一番暖かいのはウールやカシミアの下着だと感じます。しかし、これらは直接肌に着ると洗濯が大変なため、私の場合、薄手の機能性保温下着を肌に着た上に、ウールまたはカシミア製の下着またはセーターを着ています。この着方は今のところ一番暖かいです。

ユニクロのヒートテックは、今まで使っていたのですが生地がかなり薄く、割と早い段階で生地が伸びてしまいました。
他にはジョルダーノという香港のメーカーの保温下着を着ていました。
これも生地は同じ程度に薄く、数年で伸びてしまいましたが、綿混かつ袖丈がフルレングスなのが利点です。

袖丈に関しては、私は平均より身長が少し高いので腕も長めで、市販の9分袖の下着はどれも短く感じます。
ただしメーカーによっても袖丈が違い、まず一番短いのはスーパーで売っている普通の厚手の保温下着で、これはMサイズで概ね50cmほど。
また、それ以外にもスポーツ店やデパートに売っている高級品の機能性保温下着でも袖丈がかなり短いものがあり、過去にそういう商品を買って失敗しました。
このような特に短い袖丈のものだと、動いているうちに袖がずり上がり、半袖に近くなってしまいます。いちいち手で直さないといけないので手間です。
ユニクロのヒートテックに代表される薄手の機能性保温下着は、スーパーで売っている普通の保温下着よりも袖丈は長いことが多いと思います。これは年配よりも主に若年層を対象にしているからでしょうか。
ヒートテックの袖丈はMで53.5cm、ホットコットは54.5cm、無印の綿混あったかインナーは58cm(おそらくフルレングスか)、ただし注意すべきなのは、袖丈よりも裄丈での比較のほうが正確である点です。
裄丈は、ネックの中央から肩までの長さを袖丈に足した長さです。つまり肩幅の半分を袖丈に足した長さです。
実際の袖が来る位置は、服の肩幅が狭ければそれだけ引っ込みますので、この裄丈で比較します。
ヒートテックと無印の肩幅は39cm、ホットコットは41cmですから、1cmをホットコットの袖丈にプラスして考えれば良いことになります。
もちろんこれらの数値は公称値なので、厳密には各社測り方が違っているかもしれませんが、概ね参考になると思います。
この数値で比較すると、無印が一番長く、次いでホットコット、最後にヒートテックとなります。

袖丈以外では、ホットコットは着丈がやや長め、無印は胴囲(胸囲)が小さめなのでよりフィットするであろうと思います。
袖丈とスリムさを見ると私には無印が良いですが、ホットコットの特徴は綿95%、かつ保温性も化繊のものより劣らないばかりか少し良いとのことで、それに惹かれてこちらを購入しました。

アンティークネイビー
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グレー
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アンティークネイビーは鉄紺です。グレーがかった、くすんだ紺です。
男性用がそうなのであって、女性用は同じアンティークネイビーでももっと発色が良いようにベルメゾンの商品ページ上では見受けられます。
個人的には、ネイビーは深い色が好きです。ブルーならグレーがかったブルーグレーが好きですが。
グレー色は、嫌みのないグレーだと思います。

生地の薄さはヒートテック並みか多少厚いかなと思う程度です。ヒートテックは柔らかい感じなのに対し、こちらは少ししっかりとしているような感じです。しかし、ポリウレタンが5%入っているため、伸縮性があります。
無印の綿混あったかインナーは、店頭で触りましたが、この中で一番厚手に感じます。ただし微妙な差です。
また、生地密度が低く柔らかいため、ホットコットのほうが密度感、張り感がありしっかりとしている印象です。
ちなみに無印のコットンウールあったかインナーも触りましたが、こちらはより厚手で生地感もしっかりとしているように思いました。しっかりとしていると言っても、普通の綿の下着のような感じです。
ホットコットは薄手なので、やはりヒートテックと同じように伸びてしまうかなという懸念があります。
※追記
3日に一回程度の着用で2シーズン持ちました。3年目に着ようとしたら、生地が大きく伸びてしまっていました。

実際に着た感じだと、VネックのVが深すぎると感じます。シャツの第一ボタンを開けるだけだったらもっと浅くても良いと思います。寒さにはクルーネックのほうが良いのですが、シャツには一応Vネックのほうが良いかと思いました。
袖丈はぎりぎり許容範囲かと思います。これ以上短いと嫌なので、ヒートテックではやはり私には短いと思います(いずれ伸びて逆に長すぎになりますが)。
暖かさは良く分かりませんが、寒くないので良いと思います。

以上、簡単なレビューでした。

2017年7月 3日 (月)

ビルケンシュトックの特徴と選び方

ビルケンシュトックはドイツの靴メーカーの中では特に有名です。
ドイツの靴メーカーは他にもあるのですが、そのほとんどは値段が高価なこともあってか日本ではあまり一般的に認知はされていないようです。
ビルケンシュトックの靴には独自のコルク混合素材を使ったフットベッド(立体成型インソールのこと)が使われています。
靴の形は人間の足の形に沿うように作られており、靴の先が一般的なものよりも広がっていることが特徴です。
サンダルのラインナップが多く、1万円前後で購入できます。革靴やスニーカーもあり、これらはもっと高価です。
ここでは自分なりにビルケンシュトックについて考察してみます。

靴の形状

ビルケンシュトックの特徴である、足先が広がる形状については良いと思います。一般的な靴は足先が細い、言い換えるとぎりぎりの幅でできており、人によっては足先が当たって痛くなる可能性があります。
足先の幅にゆとりを持たせる作りであれば、より多くの人に合う靴になると思います。
しかし、足先の幅の問題については意見が分かれるところでもあります。
ここから先は少々複雑な話なので飛ばしてもらっても構いません。私の現時点での結論は「ビルケンの靴の形は良い」ということに変わりありません。
ビルケンを初めドイツや北欧の一部のメーカーでは足先を広くするデザインを採用していますが、「むしろ広すぎる幅はフィット感を損ねるので良くない」という意見もあるのです。
確かに靴は足とフィットしている事が大事で、フィットしていないと中で足が「前滑り」を起こし、指が当たってかえって痛くなります。
また、一般的な作りの靴であっても適切なサイズを選べば足先が細すぎるということは無く、むしろフィットしていることが大事ということです。この意見には一理あると思います。
しかし、反論としてまず
1. 適切なサイズ選びが難しい
一般で売られている靴は既製ですから、平均的な人の足型を想定して作られています。
自分が平均的な足型であれば良いですが、そうで無い場合があるのは当然です。
適切な捨て寸(靴の一番先から、足先までの余裕)を取れるサイズの靴を購入できれば良いですが、捨て寸が規定よりも少なくなってしまった場合は、それだけ足の指が前に出ます。
そうすると一般的な靴は小指のすぐ先から窄まっていますから、サイズが多少ずれるだけで小指が内部の壁に当たります。
このように、「靴の形」と「足の形」が異なる靴というのは、サイズ選びがシビアですし、平均的な足型にしか対応していない点が問題です。
2. 足先がフィットする必要は無い
指が当たって痛いというトラブルが多いのは(多そうなのは)指が弱い部分だからです。
足本体であれば靴の壁に当たってもそれほど痛くは感じませんし、力もかかる部分なので、特に革靴であれば自然に馴染んでくるでしょう。
しかし「指」であればそうは行きません。指が当たると、おそらくずっとそのままです。
そのため指(足先)のように弱く、当たって痛くなりやすい部分はやはり空間を広く取ったほうが良いと思います。
また、足先をフィットさせる必要は無く、足本体のほうでフィットさせれば良いのです。
足の甲を靴ひもで適度に締めつけてフィットさせれば良いでしょう。
スニーカーのように甲の先(足先に近い部分)のほうまで紐で締め付けられるものの方が望ましいと思います。
足先は自然に広がった形のほうが良いですが、靴全体としては足にフィットさせられるくらいの細さのほうが望ましいと思います。

フットベッド

ビルケンのフットベッドは形が統一されています。つまり一種類しかありません。
様々な立体インソールが一般的に売られていますが、ビルケンシュトックのフットベッドはその中でも立体的で凹凸がしっかりとしています。
なのでやはり人によって合う合わないがあると思うのです。
合わない場合は恐らくずっと合わないままになると思います。
これは実際に店舗で確かめるのが良いでしょう。どこかが当たる、痛いという場合は止めたほうが良いと思います。
人によって足の形が違うという事を念頭に置いて、複数のフットベッドを選択できるようにするなどしたほうが良かったと思います。
少なくとも、一種類しか無いフットベッドを万人に合うものであるかのような形で売っているのには疑問です。
一般の靴に入れる用のフットベッド単体も販売しており、それは主に2種類の形がありますが、合う人の幅を広げてくれるようなラインナップではありません。
ということで健康を意識しているはずのビルケンのフットベッドですが、実際は、「合う人には健康」な靴だと感じました。
素材はコルクとラテックスの複合素材にジュートのシートを挟み、表面にスエードを張っているという感じ(おそらくそのような感じ)で、通気性が良さそうでかなり良い感じに見えます。
しかし、もう一点問題だと思うのは、クッション性が無い事です。
これは人によるところも大きいと思います。
筋骨が丈夫だったり肉付きが良い足を持っている人であれば、あまり問題にはならないかもしれませんが、特に長時間歩く場合において、人によっては踵の接地面が痛くなる可能性があります。
ビルケンシュトックによれば、足の安定性を保つ意味であえてフットベッドを硬くしているようです。
これについては哲学があってのことだと思うので特に批判的には書きませんが、個人的な意見で言えば、やはり靴はクッション性が無くてはならないと思います。

私自身はビルケンのサンダルではなく類似品であるABCマートのホーキンスのサンダルを履いていました。
これも固さはビルケンのものと同じ程度なのですが、比較的長時間歩くと踵が痛くなってきます。
そこで私は「ソルボヒール」というソルボ(ブランド名)のヒール部分に貼る衝撃吸収インソールを貼っています。
これは裏側が全面粘着となっているのでフットベッドの上にも貼りつきます。
やや立体感が薄くなるとは思いますが、あまり違和感はありません。切らずに(サイズ調整せずに)そのままサンダルの手前半分に被せるのがコツです。
しかし、ホーキンスの現行モデルはクッション性が付加されているようです。ビルケンは硬いままです。
また、クッション性以外にフットベッドの形が違います。
ホーキンスの同等品は、横アーチといって足の中心よりやや前あたりにあるアーチを支える盛り上がりがほとんどありません。ビルケンにはしっかりとそれがあります。
そのため、ビルケンのフットベッドの形が合う人にとってはホーキンスのものは支えが物足りないかもしれませんが、ホーキンスのものはそれだけ万人に合う形なのではないかと思います。
基本的に立体インソールは、ソフトな立体感のものとしっかりとした立体感のものがあり、ソフトなもののほうが当然、万人に合いやすいということは言えます。

サンダルのストラップ

ビルケンのサンダルはいくつか種類があると思いますが、ベルトのようなストラップで調整するタイプが主流です。
これを調整して足にフィットさせるのですが、そのままだと細かい調整が効かないので、ややルーズなフィット感になります。
近所の散歩程度、本当にサンダル程度に使うのであれば問題は無いのですが、しっかりと歩こうと思ったときは、フィット感が少ないとやや歩きにくいです。
私の持っているホーキンスのサンダルも同様ですので、私は既存のベルト穴を増設しました。
穴と穴の間にもう一つ、パンチ(彫刻刀の先のような金具)とトンカチを使って穴を増設しました。
ドリルだとあまり綺麗には行かないので注意。
そうしたところ、より細かい長さの調整ができるようになり、フィット感が良くなり歩きやすくなりました。

まとめ

こうして見ていくと、ビルケンシュトックの靴、特にサンダルについては長時間の歩行には向かず、例えばオフィス内や近所の散歩程度の用途に向いたつくりをしていると感じます。
フットベッドが自分の足に合っている場合は、立っているのが楽なように感じるかもしれません。
また、フットベッドは肌触りや吸湿性も良いので、気持ちよく感じると思います。
長時間の歩行に使いたい場合は、上記したようにベルト調整を細かくするなどの工夫をすると良いと思います。

2016年5月17日 (火)

Paul Marius製バッグのレビュー

革のバッグメーカーの紹介 で触れたPaul Marius(ポール・マリウス)製バッグのレビューです。
私が購入したものは以下です。

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私が購入したものは旧型商品で、現在は流通していないと思われます。
革の質感と色味が違い、新型のものはしわ感のある柔らかい革で、色は茶色です。
以下のページの写真が、モデルは違いますが、革の感じは参考になります。

縦型フルフラップ メッセンジャーバッグ Sサイズ ■MES-25sブラウン【PAUL MARIUS】ポール・マリウス/本革/ナチュラル/A4


新型と旧型で印象はだいぶ違いますが、どちらも良い雰囲気の鞄です。
初めの3枚の写真を見て貰えれば分かりますが、マチが広いため革製の鞄としては収納力がありますが、それだけ見た目が大きくなります。
対して新型のモデルは革が柔らかく、デフォルト(物を収納していない状態)でマチが潰れがちになっているため、これよりスリムに見えます。
普段使いに、より気軽に使いまわせる感じです。

私が購入したものの重量は公称値960gで、やや重いですが革の鞄としては普通です。
同じ形で、フルフラップのメッセンジャー型のものもあります。
フラップ分の革が増えるので重量もやや増えます。
ただし、メッセンジャーモデルは開閉にマグネット式を採用しています。
私が購入したモデルはバックル式です。

マグネット式の方が開け閉めが楽だと一般的には思われますが、実際に使ってみると、マグネット式というものはマグネットを「合わせる」のが片手では難しいものです。
運が良い場合を除き、片手間に閉める事は出来ないと思います。
正直、鞄の開閉方法については良いシステムのものが出回っていませんが、個人的にはMulberryなどに採用される方式が便利だと思います。
見た目は特徴的ですが・・・。
http://www.mulberry.com/shop/women/classics
http://www.mulberry.com/shop/men/mens-bags/mens-messenger-bags

バックル式は、伝統的な方式で、しっかりと蓋をロックする事が出来ます。
その代わり手間がかかると言う事ですが、実際に使ってみたら、それ程でもありません。
閉める際に最後まで通さなければ良いと思います。
穴に金具を通して終わりにします。
そうすれば、開ける時も割と簡単に開ける事が出来ます。

内部ポケットが豊富で、写真の3枚目を参考にすると、鞄内部の上側(写真の視点で)に間仕切り×1、チャック付き間仕切り×1、ポケット×2が付いており、下側にも、間仕切り×1、チャック付き間仕切り×1が付いています。
この鞄はA4サイズが入ります。
A4クリアファイルは何とか曲がらずに入ります。
状況により、もしかしたら曲がるかも・・・。

私が購入したものの新型はこちらです。

ブリーフケースサイズの代表的なモデルはこちらです。

この商品について、寸法自体は通常のブリーフケースサイズなのですが、革の鞄なので寸法以上に大きく見えるかもしれません。
その他にも様々なモデルがあります。
また、Amazonの商品ページに掲載されている写真は旧型のものですが、在庫にあるのは恐らく新型のものだと思われます。
ページの上のほうにも貼りましたが、楽天やYahooの店では新型のものの写真が出てきます。
ただし、Amazonなら30日間返品可、返品送料無料なので、試しに購入する事が出来ます。

メッセンジャーモデル

2016年5月 4日 (水)

革のバッグメーカーの紹介

クラシックもしくは古典的なものが好みなので、その目線での紹介となります。
革(レザー)製の鞄メーカーを紹介します。
私はこだわりが強いため、基本的に気に入ったメーカーや製品と言うのはあまりありません。
あっても価格が高価で手が届かない事がほとんどです。
しかし、今回割と良いなと思うメーカーが見つかりました。
鞄の選択では、デザイン、実用性(使いやすさ)、耐久性などのバランスを考えます。

日本には有名なメーカーがいくつかあります。
しかしまず日本メーカーのデザインは例外なく無機質に感じられます。
gentenであれば比較的良いかもしれません。

外国製ならば候補となる製品が沢山あります。
高価でも良ければ、
Mulberry http://www.mulberry.com/
TUSTING https://www.tusting.co.uk/
また、ブライドルレザーでは
GLENROYAL http://watanabe-int.co.jp/top.php?brand=GLR
などです。
Felisi http://www.felisi.net/
は主にナイロンと革の複合素材の鞄を扱っています。

しかし全て高価です。
オランダのRuitertassen(ルイタータッセン)社 http://www.ruitertassen.be/home.php?lang=en
はヌメ革の専業メーカーです。
価格はそこまで高価ではありませんが、ヌメ革なので重く、実用性が微妙です。
ただし、ここは好みの問題でもあります。

私が今回発見したメーカーは「Paul Marius(ポール・マリウス)」というフランスの新興メーカーです。
https://www.paulmarius.fr/en/
価格が手頃でデザインも良く、何よりマチが広いものが多いため、実用的です。
日本でも幾つかの店で取り扱いがありますが、詳しくは分かりません。
私が見たところは東京 飯田橋の駅ビルに入っている店です。
ネットで購入する事ができ、Amazonで取り扱っています。
Amazonであれば、バッグは30日間返品可なので購入し易いと思います。
様々な形のモデルがありますが、私が購入したものは以下です。
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ただしこの製品は旧型であり、現在流通しているモデルとは異なります。
形は変わっていないのですが、革の素材と色味が変更となっており、現在流通しているものは、これよりも柔らかく、しわ感のある、茶色の革を使っています。
以下のページの写真が分かりやすいです。

縦型フルフラップ メッセンジャーバッグ Sサイズ ■MES-25sブラウン【PAUL MARIUS】ポール・マリウス/本革/ナチュラル/A4


私は新旧どちらの実物も見ていますが、印象は大分異なります。
ただし、どちらであっても雰囲気は良いです。

恐らく以下が代表的なモデルです。

Amazonの商品ページに掲載されている写真は現在のところ、上の写真にあるような旧型のものなのですが、在庫にあるものは新型のものだと思われます。
全てのモデルがそうとは限らないので断言はできませんが。
また、このリンクで紹介しているモデルについて、寸法自体は通常のブリーフケースサイズなのですが、革の鞄なので実際はより大きく見えると思います。

Paul Marius製バッグのレビューで私が購入した鞄のレビューを書いています。

同時に、Visconti(ヴィスコンティ)というブランドの鞄も紹介します。
オイルレザーを使用した、より現代的な雰囲気のある鞄です。
ショルダーベルトは布で補強されていたりと、純粋な革の鞄ではありません。
恐らく以下が代表的なモデルです。

オイルブルー色は深いネイビーで、雰囲気が良さそうに見えます。
マチは10cmと、割とありますがポール・マリウスほどではありません。

米Amazonで検索したところ、Rustic Townというメーカーの鞄も気になりましたが、マチは狭いです。
http://www.amazon.com/Leather-Messenger-Laptop-Office-College/dp/B013UOKBJ2/ref=sr_1_14?s=apparel&ie=UTF8&qid=1463392348&sr=1-14&nodeID=7141123011

鞄(バッグ)の基本的な事

鞄の素材は主に3種類あります。
ナイロンなどの化学繊維
帆布(キャンバス)

です。

化繊は最も軽量で使い勝手が良いと思います。
ただし、良くある薄い素材は破れやすく耐久性に難があります。

帆布は、主に綿を使った厚手で高密度の素材で、重みがあります。
綿はナイロン程の強度では無いにしろ、丈夫で破れにくい素材です。
一般的な帆布は、長期使用による型崩れが起きやすいです。
これに関しては好みの問題でもあります。
特に型崩れし易い部分は、局所的に力が集中し易い部位、つまりハンドルやショルダーベルトの接合部です。
以下はその例です。
Img_2359

接合部にある程度の範囲にわたって補強がしてあれば良いのですが、そうでない場合は上の写真のように、その部分だけ上に引っ張られるようになります。
ハンドルの接合部周辺が型崩れした物もありましたが、既に捨ててしまったので参考に見せる事はできません。
もちろん、全ての帆布性バッグが型崩れを起こすとは言えません。
適所に補強をしてあるか、張りのある素材を使った物であれば大丈夫かもしれません。

革製の鞄は、丈夫ですが最も重いです。
ただし、革の種類によっても性質が違ってきます。
ヌメ革は、固くて重いものがほとんどで、型崩れが全く起きません。
その性質上、ブリーフケースなどの書類用バッグに向いていると思います。
そのかわり入る容量はもっとも少ないです。
もっと軽くて柔らかい革であれば、より普段使いに適していると思います。

また、革製の鞄は容量に比して見た目が大きくなり易いです。
実用性という観点からは、化繊の鞄の方が良いかもしれません。
革製の鞄は、耐久性には最も優れていると思いますが・・・。
私は革の雰囲気が好きで、革製の鞄を好んでいますが実用性は二の次です。

次に鞄の形についてです。
重い荷物を長時間運ぶのならショルダー付きの物かリュック型が良いと思います。
注意点は、ショルダーベルトやリュックの紐があまり細いと肩に食い込んで痛くなる恐れがある事です。
今人気のある「フェールラーベン」という北欧のアウトドアブランドが出しているバックパック(リュック)がありますが、標準仕様のものは肩紐が細いため、重い荷物を入れる人は注意が必要だと思います。それ以外は機能的だと思うのですが・・・。

昨今は薄マチの鞄が流行っているように感じられます。
ブリーフケースは基本的には薄マチで書類専用です。
水筒や弁当などが入るものは少ないと思います。
書類だけを入れるなら薄マチでも良いのでしょうが、そうでないならある程度のマチはあったほうが良いです。
普段使いにはマチ幅があったほうがずっと快適です。

革靴および革製品の手入れの方法

手入れ(ケア)の方法について正確な情報が割と少ないので、ここで触れさせていただきます。

革靴の手入れの手順は以下です。
馬毛もしくはナイロンのブラシが、埃落とし用です。
埃を落としたら次に、古いクリームを落とす為にクリーナーを使います。
その後、乳化性クリームを塗ります。
防水スプレーを使うかどうかは、微妙な所です。
何故なら効果がすぐに切れる(1~2週間?)為、何回もかけていると経済性が悪い為です。

クリーナーについて

どのようなクリーナーを使うかですが、通常の革靴ならば水性のステインリムーバーが良いと思います。汚れ落とし能力が高いはずです。ただし、アニリンカーフ等デリケートな革では染みになるかもしれません。その時はデリケート革用のクリーナーを使います。
クリームにクリーナー機能が付いているワンタッチ方式の製品もあります。それで一回で済ませても良いと思います。要はどこまで手を入れるかです。

クリームについて

クリームには沢山の種類があります。
まず、保革に必要なものは水分と油分です。
そして革の表面に膜を張って雨や汚れから守るのが、ロウ分(蜜蝋やパラフィン等)です。
これらのバランスで複数の種類があります。

水分と油分が、標準的なバランスで混ざっているものが一般的に乳化性クリームと言われるもので、瓶入り色付きクリームもその一種です。ロウ分も標準量入っています。
ただし、広義には水と油が混ざっているものを乳化性クリームと言います。

アニリンカーフクリームは、アニリン染などのデリケートな革用のクリームです。水分が多く、油分が少なめで、ロウ分がある程度入っています。油分を抑えることで染みになるのを防ぎつつ、表面に膜を張って保護する事を優先している訳です。
個人的には、ロウ分が多すぎて革に栄養を与える機能が少ない気がします。逆に言うと革への成分の浸透力が弱いという事になります。ロウ分は浸透しないので、革に悪影響を与えません。実際にクリームを触ってみると分かりますが、浸透しなさそうな乾いた感触です(それがロウ分、というかパラフィンですが)。ただし、メーカーごとに違いはあるかもしれないのでこの説明を鵜呑みにはしないで下さい。

デリケートクリームは、水分が最も多く、油分が少なめ、ロウ分は入っていません。
油分が少ないのでデリケートな革に使えます。水が主成分でロウ分が入っていないため、使用後も革へのベタベタとした反発が無く、サラサラとした感触のままです。その為、靴に限らず全ての革製品(表革)に使用できます。
ジェルに近いですが、一回の使用量が多くなるので経済性は悪いです。
保革効果は大きいですが、油分が少ないので、これだけだとすぐに水分が抜けるような気もします。上から油分のあるクリームを塗れば大丈夫です。
手入れのされていない、乾燥した革に塗る場合に最適です。

ラナパー(製品名)という製品があります。
乳化性クリームですが、油分とロウ分がメインで、水分は殆ど感じられません。
蜜蝋主体なので、油と言うほど柔らかくなく、半固体です。
有名な製品で、保革効果が高い、撥水効果が高い、ワンタッチである事などをうたっています。
実際に使っていたのですが、確かに、撥水効果は高そうです。靴を水から保護するという意味では最適かもしれません。
しかし、肝心の保革性能はどうでしょうか。保革には水が必要であるならば、これだけでは駄目です。また、革への浸透性も悪いです。成分は良さそうなのですが・・・。
一回の使用量は極少ないので、極めて経済的ではあります。
私としては、基本的な保革をした後の、防水スプレーの代わりとして使うのが良いと思います。
例えば、デリケートクリームと併用する等です。

現在では、この製品を使わないことにしています。
この製品はいわゆるワックスだと思いますが、ワックスやオイル系を革に塗ると色が濃くなり、柔らかくなります。また、一度塗り込むと内部に浸透したものは簡単には取れません。
このように、革本来の状態を良くも悪くも変えてしまう性質があります。
革表面の素材感も変わり、サラサラした感触が失われます。通気性も失われます。
確かにワックスを塗ると防水効果が高いのですが、個人的には乳化性クリームのみでやっていきたいと思っています。
また、ネット上ではこの商品の商品説明に疑問が付いているようで、「蜜蝋とホホバオイル主体のクリーム」というメーカー側の説明が誤りである可能性があります。成分の90%以上がワセリンという鉱物油である疑いがあります。ワセリンの主成分はパラフィンであり、つまりロウ分です。

仮にワックスを使うのであれば、やはり、ワセリンよりも蜜蝋やホホバオイルのようなもののほうが良い気がします。
そこで、以下の商品を紹介しておきます。
自分で使った事はありませんが、革の色が濃くなり辛い、柔らかくなり辛いという特徴があるようです。

上記の商品は現在(2017年11月)売り切れているみたいなので、もう一つ紹介しておきます。

こちらは実際に使用した経験がありますが、ラナパーよりも柔らかく、革への浸透性があります。メーカーはコロンブスなので、一定の信頼性はあると思います。
ただしあくまでワックスであることに変わりはないので、これだけで保革はせず、乳化性クリームを塗った後の仕上げとして使用するのがおすすめです。

色付き乳化性クリームについてですが、靴の色よりも薄めの色を選ぶ事が基本です。
東急ハンズには多くの種類が置いてあるので、便利です。
また、必ずしも毎回色付きクリームを塗る必要はありません。
しかし黒であれば、毎回塗っても濃くなりすぎる事は無いので良いと思います。
勿論、他の色でも面倒なら毎回色付きでも良いと思います。

私は現在、クリームとして「M.モゥブレィ クリームエッセンシャル」を使っています。これは革製品全般に使える汎用クリームであり、液体に近い乳化性クリームです。水分が多めで油分も感じ、ロウ分も入っています。浸透力があるので保革性が高そうです。靴以外にもデリケートレザーを除くあらゆる革製品に使えるので、これを革製品お手入れの基本アイテムとしてお薦めできます。似た製品として、「サフィール ユニバーサルレザーローション」というものもあり、こちらも良いと思います。ただ私が試したところ、買ってから数年放置した際に香料の香りが臭く変化してしまった経験があります。長く放置しなければ大丈夫だと思います。

デリケートな革製品の手入れ

デリケートレザーには専用のクリーナーを使います。が、普段の手入れは固く絞った雑巾で水拭きでも良いと思います。
クリームとして使えるのは上記のアニリンカーフクリームか、デリケートクリームです。デリケートクリームを塗った後に、アニリンカーフクリーム若しくは他の乳化性クリームを塗っても良いと思います。
デリケートレザーの弱点は、油染みだと思いますので、これを抑えるために油分を少なくする訳ですが、油分やロウ分を追加した方が水分蒸発を防げたり、外部の汚れから保護する作用が生まれたりするという事があります。乾燥した状態で油分の多いクリームを使うと、浸透力が強くなりムラが出来てしまう可能性があります。その為、最初にデリケートクリームで水分を補給する事で、その後に塗るクリームの浸透を穏やかにし、ムラを防ぐことができます。

スエードの手入れ

スエードの手入れはお金がかかるので、スエードの靴を買うのは敬遠したい所ですが、説明します。
ブラッシングが大切です。
スエード専用の金属ブラシがありますが、革を傷めそうです。普通のブラシで良いと思います。
汚れ落としには専用の、柄の先にゴムが付いているもの(クレープブラシ)を使います。
ゴムで消しゴムのようにこすり落とします。
保革には専用のスプレー(WOLY ドレスインプレグニーラー等)を使います。
最後に、防水スプレーをかけます。
ただし、専用スプレー自体に防水性があります。

一連の道具を揃えるのにお金がかかり、更にスプレーの継続コストが高く付きます。
また、クリーニングとして濡れ雑巾で拭いても良いと思います。

その他のクリーニング

酷い汚れの時は、サドルソープと言って靴用の石鹸を使う事が出来ます。
これは表革、スエードどちらにも使えます。
スポンジに水とサドルソープを付けて泡立てて使います。
サドルソープを使った後は、クリームで保革します。
私が使った限りでは特に革へのダメージも無く、スッキリとするのでお薦めです。
インソールの汚れ落としにも良いと思います。
革では無く、取り外しできるタイプであれば普通に洗剤で洗えば良いと思います。

靴の選び方(フィッティング)

靴選びでは沢山失敗を重ねました。
足の形に合わない、というものです。
革靴が好きなので、その中から選ぶのですがトラディショナルな革靴ほど革が固く馴染みにくく、フィッティングは正確でなければなりません。
逆に運動靴は、最もフィッティングが容易です。スニーカーは運動靴より難しいと思います。
形が合わなくても調節でフィットさせられれば良いのですが、その調節の範囲が靴の種類によって違います。
まず、基本知識をおさらいしておきます。長時間歩ける靴の条件は以下です。

調整可能なベルトや、紐などで足の甲を固定出来る事
踵が浮かない事
指先に余裕(1~2cm)がある長さの靴である事
強く革に当たる部分が無い事
靴紐を締めた後に、靴の内部で足が動かない事
前滑りといって、中で足が前に滑るようだと危険です。指が当たって痛くなる可能性があります。その為には、(以下)
足の甲が靴の甲にフィットしている事
靴の甲が足に対して高すぎると、そこに空洞が生まれ、前滑りの原因となります。また、靴の甲に変な皺が出来る事があります。足首付近のみで足を固定するのは良くありません。靴の甲が高い場合は、中敷きを使用するか、または靴の甲の裏側にパッドを貼るかして対処します。
適切なクッション性がある事

しっかりフィットしている事が大事です。
後半の3点は、中敷きで調整できる可能性があります。踵が浮く靴に対しても、踵の周囲に貼り付ける調整パッドがありますが、最初から足に合う靴を選ぶ事に越したことはありません。
また、靴の甲が高い場合は靴の甲の裏側にパッドを貼ることでも調整できます。多少の調整であれば中敷きで良いのですが、中敷きが厚くなりすぎると、踵のフィット感が損なわれるようになるため、そういう場合は靴の甲の裏側にパッドを貼って調整する必要が出てきます。
スニーカーの良い所は、靴の甲の先まで紐が掛かっており、甲周りのフィット性を高めることが出来る点です。

中敷きでお薦めなのは、足の形に合うようにした立体成型の中敷きです。
足に掛かる力を広く分散することで負担を軽減する効果や、土踏まずのアーチを支える効果があります。
ただし、購入する場合は必ず試し履きをして下さい。
足に合わない中敷きに価値はありません。
自分に合った形の中敷きを購入できれば、フラットインソールに比べて違いが感じられると思います。
しかしながら足が健康で疲れ知らずの人には必要無いのかもしれません。
また、立体インソールを試着する際は必ず足にフィットした靴で行ってください。フィットしていない靴では足が前滑りするので(自分では分からなくとも)、インソールの感じ方が大きく違ってきます。その場合、本来適正であるサイズよりも大きいサイズのインソールが良いと感じるかもしれません。

革靴の中でも、グッドイヤーウェルテッドやマッケイ製法による伝統的な作りの革靴があります。
これらは、中敷きを敷く事を前提に作られておらず、中敷きを敷くと利点が失われる気がします。
マッケイ製法の特徴は軽量性と底の返りの良さであり、グッドイヤーウェルテッドは底にフェルト等を詰めており、それがクッションとして働くと同時に足の形に馴染むことで、より良いフィット性を実現すると言われています。
中敷きを使用するとそれらの利点が失われ易いのと同時に、それらの持つ良好な通気性も犠牲になりがちです。
その為、このような革靴を選ぶときは最初から足にフィットしたものを選ぶべきです。
ただし、既にそれらを持っていて履き心地を改善したい場合には、是非中敷き等を使用して工夫すべきです。

紐靴を履く時は、足へのフィット性を高める事を念頭に置きます。勿論、締めつけ過ぎてもいけません。
足を入れたらまず、踵を合わせます。つま先を高くしながら踵を地面に当てるようにするのが良いかもしれません。
次に、甲をフィットさせるように、つま先側の紐から順に締めていきます。
最後に普通に結びます。

靴の種類によって形が異なりますので、なるべく自分にあった物を選びたいものです。
これは私だけなのかもしれませんが、つま先が細くなっている靴はどうしても指が当たってしまい、窮屈に感じます。スニーカーは普通に窮屈に感じます。私の足は細めなのですが。
ドイツ発祥の靴で足の健康を考えられているものがいくつかあります。
それは、元々中敷きによって調整する事を前提に作られています。
形もつま先が広がっているものが多いので、割と特徴的です。
ただし値段が高いので、なかなか手が出せません。
ビルケンシュトックはサンダルで有名ですが、スニーカーや革靴も出しています。安くはありませんが、日本に輸入されている他のドイツメーカー(ガンター、フィンコンフォート、ショットなど)のものより割安です。
北欧発祥の靴ブランドでも、duckfeetなど、いくつか同じように健康を考えられたものがあるようです。

革靴の形については、日本のものは甲高、幅広に作られる傾向があるようです。
例えばリーガルの製品は、殆ど全てがそのようになっていると思います。
※女性物は分かりませんが、恐らく同じです。
他の有名メーカーも、だいたい同じ傾向があります。
少なくとも百貨店で扱っているメーカーなら同じ傾向です。
ヨネックスやミズノ等のスポーツブランドでも同じです。(ミズノは比較的細めか?)
確かにメーカーの中でもそれぞれ形に違いがあるのですが、合わない人は全て合わない可能性があります。

スニーカーはどうでしょうか。
ニューバランスは、太めです。
ナイキやプーマは、細めかもしれません。
スニーカーについての知識はあまり無いので、適当な事を言いたくは無いので止めておきます。
スニーカーであっても、足に合う形は必要だという事です。
このブランドが良い、なんて一般論で言えるものでは無い訳です。
勿論、デザインの良し悪しはありますが。
ただし、足の形によっては比較的既製品に合いやすい人と、そうで無い人がいます。
合いやすい人なら、そこまでこだわる必要は無いかもしれません。
また、スニーカーに関しては底が薄くクッション性が無いものもありますので、注意が必要です。