その他

2022年1月16日 (日)

【ブログサービス】ココログのレビュー【SEO的には?】

数年間ココログを使ってきて分かったことをレビューにしていきたいと思います。
結論から言うと、ココログはお薦めしません。
最大の問題点は、スマホサイトでの広告表示が非常に重く、閲覧者のストレスになる上にGoogleからの評価も下がる可能性があるからです。

また、ココログには複数のプランがありますが、@nifty接続会員以外の人が無料で利用できるフリープランと、@nifty接続会員が無料で利用できるベーシックプランの2種類についてここでは取り上げます。
この2つの違いは主に以下です。
・フリープランはパソコン用サイトでも広告が付くのに対し、ベーシックプランはスマホ用サイトのみに広告が付きます。
・フリープランにはサポートがありません。

次に、ココログの利点・欠点について、私が気づいたことを挙げていきます。

利点

アフィリエイトリンクが利用可能
アフィリエイトリンクを許可していないブログもある中、ココログは許可しています。
CSSを追加可能(パソコン用サイトのみ)
CSSとは、サイトのデザインを指定するファイルです。サイトのHTMLは編集できないので(記事本文のHTMLは編集可能)レイアウトの大きな改変はできませんが、例えば文字の大きさ、フォントの種類、見出しのデザインなどを自由に変えることが出来ます。
ただしスマホ用サイトにはCSSが効かない点は注意点です。
SSLに対応
セキュリティの観点から、SSLに対応していることが望ましいようです。SSLに対応しているサイトはURLがhttpsから始まります。ただし昨今はSSLに対応していることは当たり前かもしれません。ココログでは標準ではSSL非対応ですが、設定でSSL対応に変えることが出来ます。Googleの検索結果でも、SSL対応しているサイトが多少優遇されるようです。
JavaScriptが使用可能
JavaScriptを使用すると色々とブログを弄れるようになります。JavaScriptは「マイリスト」という中に書けばサイト全体に適用できるのですが、これはスマホサイトでは無効化されます。しかし裏技としてブログのサブタイトル欄に書くことで、スマホサイトでも有効化されます。また記事本文編集欄にもJavaScriptを挿入できますが、これもスマホサイトでは無効化されます(scriptタグが無効化される)。
多機能なアクセス解析が利用可能
割と多機能で使いやすいアクセス解析が利用できます。

欠点

スマホ用サイトでの広告表示が重い
スマホ用サイトでの広告表示が重すぎて、これが致命的な欠点となっています。PageSpeed Insightsという、サイトの表示速度を測るサイトがありますが、ここで測るとココログのスマホ用サイトはスコアが20点台とかなり低い数値になります。
サイトの表示速度が遅いと閲覧者に不便を強いますし、Googleからの評価も落ちる可能性があり、SEOに不利です。
記事編集画面でバグがある
詳細は不明ですが、記事編集画面にてリッチテキスト形式とHTML形式の編集画面を切り替える際に、divタグやpreタグで囲われた中に自動で改行コードが挿入されるようなバグがあります。そのため、それらのタグ内では行間が一行余計に空きます。これを回避するには編集画面を切り替えないことですが不便です。このバグはずっと直っていません。
規約でリダイレクト禁止
規約で他サイト等へのリダイレクトが禁止されています。そのため、ブログを他のブログサービスに移行する際には不便です。他のブログサービスに移行する際にリダイレクト処理ができると、ページランクを出来るだけ引き継いだまま早期に移行が出来ます(検索エンジンの検索結果に新しいブログの方を早期に表示させられる)が、リダイレクトが出来ないとこの移行作業が長くかかります(少なくとも1年?)。とは言え、どの無料ブログでもそうですがリダイレクトにはJavaScriptの記述が必要なのでJavaScriptを多少は知っていなければそもそもリダイレクトはできません。
スマホ用サイトでの制約が多い
これは前述しましたが、スマホ用サイトではJavaScriptが無効化され(サブタイトル欄への記述という裏技を除き)、追加したCSSも無効化されます。また、サイドバーも表示されなくなります。

その他

HTML5には対応していませんが、HTML5に対応しているブログサービスは今のところは殆ど無いと思いますので欠点には数えませんでした。SEO的にも大きく不利にはならないのではないかと思います。
ドメインパワーも低くは無いと思います。
私は現在はココログからBloggerへ移行していますが、Google検索結果の順位に特別な差は無いと思います。ただ、一部の記事についてはココログではGoogle検索結果から除外されていたものでもBloggerでは表示されています。これはもしかするとココログのスマホサイトの重さが原因でペナルティを食らっていたのでは?と勘ぐっていますが真実は分かりません。
また、ブログサービス関係なく個人ブログはGoogleには評価されにくくなっているという事実はあります。

まとめ

@nifty接続会員であっても、特別ココログを利用する必要は無いと思います。
また私が現在利用しているBloggerもまた玄人向けと言いますか、良いテンプレートが揃っていないので一般的にはお薦めはし辛いです。
はてなブログやFC2ブログなど有名どころが一般的には使いやすいのかなと思います(詳しくは知りません)。

2021年9月 6日 (月)

AliExpressのストア評価(フィードバック)は操作可能?

AliExpressは中国のアリババ傘下の海外向けショッピングサイトです。安く色々なものが売られており、かつ購入者保護の制度もあることから利用しやすいサイトだと思います。
日本のAmazonに売られている、中国からの輸入だと思われる商品も、AliExpressで検索すると見つかることも多く、Amazonで買うよりも安いことも多いです。

今回はAliExpressにおけるストアの評価についての疑問点が出てきましたので記事にしたいと思います。

ストアの評価(フィードバック)はストアの信頼性を測る目安ですが、これはストア側である程度操作が可能なのではないかと思います。
私は、ある購入商品について若干辛口のフィードバックを寄せたのですが、そのすぐ後にはその商品ページごと削除され(私のフィードバックも削除され)、同じ商品の新しいページが出来ていました。
そのストアのフィードバックは100%の高評価でしたが、フィードバック数自体は少なかった(数十)です。

ここから推察できるのは、そのストアはおそらく悪いフィードバックをもらう度に商品ページごと削除して作り直しているのではないかということです。結果として、フィードバック数自体は増えないということのように思えます。

なので気を付ける点としては、高評価で、かつフィードバック数が少ないストアはフィードバック操作をしている可能性があるのではないかということです。

もっとも、フィードバック操作をしていたとしてもそのストアの対応が悪いかどうかは若干分からない点もあると思いますが、一応気を付けた方が良い点だと思います。

また、こういう手法はAliExpressだけでは無く、他の通販サイトでも行われている可能性はあります。
この手法以外にも色々なレビュー操作がありますので、通販サイトでレビューを参考にする時は、レビュー操作が行われている可能性を意識する必要があると思います。

2021年3月 9日 (火)

砂糖不使用チョコレートの紹介

砂糖不使用、ノンシュガーのチョコレートの紹介です。砂糖不使用のお菓子には、体内に吸収されにくく血糖値を上げにくい甘味料が使われています。砂糖不使用のお菓子は市販されているものが少なく高価なものが多かったりしますが、チョコレートのタイプは割と入手しやすいです。チョコレートは、カカオそのものの健康効果はありそうなものの、砂糖が入っていると折角の健康効果も台無しになると思っています。しかし砂糖不使用のタイプなら、健康効果をそのまま享受できますし、お菓子としても罪悪感なく食べることが出来るのでとてもお薦めです。肝心の味については、人によって感じ方が違うかもしれませんが、私は通常の砂糖使用のものと比べてもあまり違和感が無いという印象を持っています。
砂糖不使用というのは、黒糖やココナッツシュガーなども使用していないことを示します。
ここでは、手頃な価格で入手できるものについて紹介します。

ロッテ ZERO チョコレート

日本で入手できるもので、手頃な価格のものはこれです。スーパーでも見かけることがあります。甘味料としてマルチトール+人工甘味料使用。味は淡泊な印象を受けます。

カバリア チョコレート

現在、成城石井で取り扱いのあるチョコレートです。価格はここで紹介する物の中では高めです。
成城石井オンラインショップの「カバリア ミルクチョコ」
このオンラインショップではプレーンのミルクチョコとダークチョコのみがありますが、実店舗では「ミルクチョコレート プラリナッツ」というヘーゼルナッツクリーム入りのミルクチョコレートが売っていました。これらは全て食べましたが、どれも美味しいです。甘味は強いです。一パッケージは6口に分けられ、一口分は小さめです。
カバリアのチョコレートは甘味料としてマルチトールを使用しています。

iHerbのチョコレート

アメリカの通販サイトであるiHerbでは、砂糖不使用のチョコレートをいくつか売っています。以下に紹介します。これらの商品はどれも天然甘味料を使用しています。

ChocZero
https://jp.iherb.com/c/choczero?rcode=QQT011
プレーンのミルクチョコレート、ダークチョコレート(50%、70%)に加えてナッツ入りのものがあります。ミルクチョコレートはかなり美味しかったです。ダークチョコレートの50%はダークチョコの苦みが少なくぼやけたような味に感じました。甘味料として水溶性コーンファイバーと羅漢果を使用しています。チョコレートの他に、砂糖不使用のシロップやチョコレートスプレッドなども売っています。ピーナッツバターカップ(ピーナッツバターをチョコレートで包んだもの)もあります。
ChocoloveのXOシリーズ
https://jp.iherb.com/c/chocolove?swkw=xo&rcode=QQT011
ナッツ入りのチョコレートのみ売っています(現在)。ピーナッツバター入りのミルクチョコレートが美味しかったです。アーモンドバターまたはアーモンド粒入りのダークチョコレートは淡泊に感じました。甘味料としてチコリの根の繊維とイソマルトを使用しています。
Valorの砂糖不使用チョコレート
https://jp.iherb.com/c/valor?rcode=QQT011
この中で、0% Sugar Addedなどと記載のあるものが砂糖不使用の商品です。価格は安めで味のバリエーションも色々とあるので選びやすいかもしれません。ミルクチョコレートとヘーゼルナッツクリーム入りミルクチョコを食べましたが、味は普通以下かと思いました。甘味料としてマルチトールとステビアを使用しています。
Fifty 50
https://jp.iherb.com/c/fifty-50?rcode=QQT011
チョコレート以外もありますが、中には保存料使用のものもあるので注意してください。価格はここに紹介したものの中で一番安いです。アーモンド入りミルクチョコを食べましたが普通に美味しかったです。一カットは小さく、甘味が強めです。甘味料としてマルチトールを使用しています。

iHerbはアメリカの通販サイトに関わらず送料が安いことが特徴で、買いやすいサイトだと思います。ただ送料の水準や、送料無料条件は頻繁に変更されます(それでも概ね安いです)。夏の前後はチョコレートは購入できません。

メルカリとヤフオクとの比較

2021年4月更新

フリマアプリ(サイト)としてメジャーなメルカリとヤフオクの比較を行いたいと思います。
この記事では、一般的な比較では分からない使い勝手について主に見ていきます。PayPayフリマやラクマとの比較も行いたいところですが、これらは利用者数が少なく使い勝手が悪い面があります。また、PayPayフリマはヤフオクの姉妹サイトのようなもので、システム・サービス面で共通するところが多いです。この記事ではメルカリとヤフオクの比較を行います。
結論を先に言えば、全体的にメルカリのほうがヤフオクよりも優秀または優良と言っても良い点が多くあると感じます。
メルカリが優秀な点は、以下です。
・メルカリが提供する配送サービスを利用すれば、配送事故について全額保障されます。
・トラブルの際に、救済措置がよりしっかりと行われている感じがします。落札者として、届いた品物に不備があれば運営に対応を要請することができます(ヤフオクはほとんど対応は無し)。また、トラブルにより取引をキャンセルした場合、出品者・落札者ともに手数料の支払いが一切なく、ヤフオクのように自動でどちらかに悪い評価が付くこともありません。メルカリが提供する配送サービスを既に利用していた場合はその送料の支払いも免除されます。
逆にデメリットとしては、
・メルカリは売上金の振込に必ず手数料がかかるため、少額での出品者は利用しにくいところがあります。ただメルカリ内で使えるポイントやメルペイ残高に無料で交換することはできます。ヤフオクも振込手数料は基本的にかかりますが、ジャパンネット銀行あてなら無料です。
・メルカリはアカウント停止になりやすいようです。メルカリのルールが厳しいようで、それが良い面もありますが、一般の利用者でも注意していないとすぐにアカウント停止される事態も起こりえるようです。

次に、詳しく見ていきます。

主な違い

メルカリは個人ユーザーを主体とした売買の場にこだわっており、業者はあまり歓迎されないようです。多くの出品を短い期間に行うのは規約違反となります。また、購入者の権利を守ることに力を入れており、メルカリによるサポートがしっかりしている印象です。ルールが厳しく、些細なことでもアカウント停止措置などを受けることがあるようです。
ヤフオクは反対に、どちらかと言うと出品者向けにできている印象があります。業者も自由に出店でき、その数も多いです。特に、業者を含む大口出品者が利用しやすいと思われます。落札者の権利はあまり守られていませんので、商品購入の際は注意が必要です。

配送サービスの違い

メルカリ、ヤフオクともに一般の配送手段よりも安く利用できる独自の配送サービスを設定しています。ヤマト運輸と日本郵便と提携したサービスです。メルカリには「らくらくメルカリ便」(ヤマトとの提携)、「ゆうゆうメルカリ便」(日本郵便との提携)があり、ヤフオクには「ヤフネコ」(ヤマトと提携)、「ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)」(日本郵便と提携)があります。これらの独自配送サービスについてヤフオクとメルカリで違う点を解説します。
ヤフオクは送料込出品と送料別出品の2種類が可能なのですが、設定されている送料が異なり、送料込み出品での送料のほうがかなり安く設定されています。送料込み出品だと送料分にも落札手数料がかかりますが、それを考慮しても送料込み出品のほうがコストが低くなることが多いです。ヤフオク独自の配送サービスを使用する場合は、基本的には送料込みでの出品をお勧めします。
メルカリは送料込みでの出品が基本です。
メルカリとヤフオクの送料込み出品での送料は、全て全国一律料金となります。また、料金設定もメルカリとヤフオクで近いです。
※送料込み出品での送料と、ヤフオクの送料別出品での送料を比較する場合は、送料込み出品での配送料金÷0.9(およそ1.1倍ですが)が送料別出品での配送料金と同じ時に同じコストとなります。

そして一番の違いは、メルカリが提供している配送サービスではメルカリによる全額補償があります。これは魅力的です。
これは特に、厚さ3cm以内の小物を送る際のはっきりとした利点になります。
ヤフオクの場合、厚さ3cm以内の小物を送るサービスでは、ネコポスの3000円までの補償が限度になります。3000円を超えた補償を付けて送ろうとすると、宅急便コンパクトとなり、450円ほどかかります。

これら独自の配送サービスでは匿名配送可能です。
メルカリの「らくらくメルカリ便」の「宅急便コンパクト」「宅急便」では30円という安値で集荷が可能です。ヤフオクのヤフネコには集荷はありません。

これら独自の配送サービスではなく一般向けの配送サービスとして使えるものに「クリックポスト」があります。
これは全国一律198円で追跡がありますが補償はありません。厚さ3cm以内、A4程度、重量1kg以内です。
ただし大体のケースではメルカリとヤフオクの独自配送サービスを利用したほうが良いです。

補償制度

取引のトラブル時の補償制度についてです。
メルカリ、ヤフオクともに商品の未着についての補償はあります。
しかし、追跡の無い配送サービスを利用した取引の場合、発送記録が無いため、出品者が発送していないのか、発送したけれど配達事故で紛失したのかの確認ができません。
ヤフオクでは、このようなケースでの対応はしないと言っています。
メルカリでもまずは当事者間の相談ということになっていますが、対応しないとは言っていません。
追跡あり、補償なしの配送サービスを利用した場合で配達事故が発生したと分かった場合も、メルカリ、ヤフオクともに当事者間の相談ということになると思いますが、ヤフオクでは対応はしないと言っている一方、メルカリでは対応しないとは言っていません。
配送に問題が無く、無事に商品が届いた場合で、商品に不備があったり故障していた場合については、ヤフオクでは対応しないと言っていますが、メルカリでは対応しないとは言っていません。
また、メルカリでは「ノークレーム・ノーリターン」を認めておらず、送られた商品に不備があった場合はなるべく出品者が対応することを推奨しているようです。

運営側が落札者から一時的に預かった落札代金については、ヤフオクでは落札者からの商品受け取り連絡が無い場合は、14日経過後に自動的に代金が出品者に振り込まれますが、メルカリでは受け取り連絡が無い限り出品者に代金が振り込まれないようになっています。
そのため、メルカリのほうがトラブル時に、出品者と落札者がより対等な関係で話し合いができ、運営側にも相談できる余地があることになります。

このように見ていくと、メルカリはヤフオクよりも、より落札者の立場に立った対応をしていると言えます。
また、ヤフオクにはYahoo!プレミアム会員向けに無償で提供している補償制度(お買い物あんしん補償)があり、これにはメルカリにも無い補償制度があるものの、制限が多く、あまり使い勝手は良く無いという印象です。

取引中止時の対応

何らかのトラブルで取引を中止にしたい場合、メルカリのほうがスムーズに事が運ぶ可能性が高いです。
メルカリでは、取引をキャンセルした場合は手数料がかからず、さらに、メルカリ独自の配送サービスを使用して既に荷物が送られていた場合であっても、その送料の支払いが免除されます。また、取引がキャンセルになった場合の評価は互いに付けられません。
ヤフオクの場合、発送連絡前かつ一定期間内であれば取引中止ができ、手数料はかかりませんが、その代わりに出品者・落札者どちらかに必ず「非常に悪い」評価が付きます(出品者側につく場合は、「非常に悪い」が2つ付きます)。どちらに「非常に悪い」評価を付けるかは出品者が選択できます。一方で、落札者側も出品者に対して評価を入れることが出来ますので、お互いに悪い評価を入れあう結果になる可能性がそれなりにあります。
発送連絡後または一定期間経過後であれば取引中止はできず、手数料がかかり、品物発送後であればその配送料も免除はされません。
つまりヤフオクでは、一応取引中止はできても、どちらかに悪い評価を付けざるを得ないという制限があり、相手にそれを付けてしまうと報復評価をされる可能性もあり、なかなか取引中止申請はしにくいというものがあります。一方で取引中止申請をしないと手数料が返還されません。私が思うにヤフオクには、取引中止申請を利用した不正行為(取引中止申請をしておきながら実際の取引をヤフオク外で行って落札手数料を払わない行為など?)を取り締まる意図があるのではないかと思います。ただその裏で、まともなヤフオク参加者が不便を強いられるということがあります。これはヤフオクとメルカリの思想の違いだと思います。ヤフオクは保守的な企業で、自分たちの利益を守ることを第一に考えている一方、メルカリは、利用者の利便性を重視しているということのように感じます。

手数料

手数料は基本的に両者とも同じで落札時に落札金額の10%(税込み)が出品者側にかかります。
また、ヤフオクではYahoo!プレミアム会員なら8.64%(税込み)になります。そのためヤフオクでは大口の出品者に有利です。
大口の出品者ならYahoo!プレミアム会員になったほうが安く、さらに出品者向けの補償を始め様々な補償を受けられます。
売上金の振込手数料について、基本的にメルカリ・ヤフオク双方ともかかりますが、ヤフオクの場合はジャパンネット銀行振り込みなら無料になります。

その他

気になるのが両者どちらのほうが売れるのか、または出品物が揃っているのか、相場はどうなのか、ということだと思います。これは商品のジャンルによって異なるというのが一般的な見解ですが、個人的にはメルカリのほうが安く購入されている場合が多い印象もあります。
まずユーザー層が違い、メルカリは女性やライトユーザーが多いように思え、ヤフオクは男性やヘビーユーザー(高額品やこだわりのあるものを買う人など)が多いように思えます。
本や学習参考書などについてはメルカリのほうが充実していて相場も安いように思います(あくまで私の限られた経験からです)。
また、前述しましたが、メルカリでは独自の安い配送(200円以下)に補償があるので安心できます。
高額品であれば宅配便を使えば良いですが、安い品物や小物の場合は安い料金での発送方法を選択するのが普通です。
取引文化の違いもあり、メルカリでは値引き交渉をする人が割と多いのですがヤフオクではあまり見かけません。
メルカリでは出品者によっては相場よりもかなり安い価格で出している場合があります。値引き交渉によって相場よりかなり安い価格に販売価格が引き下げられることも多いです。これは出品者が自由に決められることなので、あまり高値売りに拘らない出品者がいれば、そうなるのも自然です。しかし重要だと思うのは、そういった出品物の購入価格も相場を形成する材料になるため、相場よりかなり安く購入されている出品物がところどころあれば、相場もそれに合わせて下がるのでは無いかということです。
ヤフオクの場合はオークション形式が主流なので、相場よりもかなり安く購入される確率はメルカリよりは少ないと思われます。ただし人気の無いジャンルだとオークション形式でもそういう場合は多いです。

取引文化の違いについて詳しく書きます。
ヤフオクは基本コメント無しで取引が完了します。
メルカリは出品者によっては落札前コメントを求めていることがあったり、落札前に書かなくとも落札後に一言コメントを書く人も多い印象です。
また、ヤフオクはほとんど値引き交渉が起きないのですが、メルカリは頻繁に値引き交渉が発生します。
それもあってかメルカリは相場から大幅に安い価格で売買されることもありますが、個人的にはあまり相場からかけ離れた安値を提示するのは気が引けます。
何と言いますか、値引き交渉した者勝ちのような雰囲気もあります。ただし、常識の範囲内で値引き交渉する人と、常識外の値引き交渉をする人がいます。
出品者の中には相場よりかなり安い価格への値引きに応じてくれる人もいるので、後者はそういうケースを狙っているのだと思います。
いずれにせよ、値引き交渉をせずに検討している人たちから見れば、その横から値下げ価格で売買が成立していくのはどうもフェアでは無いように思います。その値下げ価格なら買うという人が他にもいると思うからです。
逆に、相場から大幅に高い価格設定のものも存在しますが、これはヤフオクでも共通ですし、そういった出品物は通常はずっと売れ残ります。

ヤフオクは割引クーポンやポイント付与などのサービスがメルカリよりも多いです。
これらを上手く使えば、安く購入することが出来ますが、見方によっては「煩雑」「面倒」な制度とも思えます。私がこのタイプです。
割引やポイントに充てる原資をもっと基本的なサービスの向上に充ててほしいと思います。
しかし、既にそういう制度がある以上は利用しない手は無いと思ってはいます。
常時開催しているのが、ゾロ目の日(毎月11日と22日に、午前0時~と午前12時~の2回、割引クーポンが配られます)、サンデークジ(日曜日に開催されるくじです。日曜日に入札した商品について、ランダムで何%かのポイント還元(期間限定ポイント)が受けられます。)、5の付く日キャンペーン(5の付く日にちに入札した商品について、若干のポイント還元(期間限定ポイント)が受けられます)です。
これら3つのキャンペーンの中では前者2つの割引または還元金額が大きく、この2つは併用もできます。
メルカリについては、常時開催しているキャンペーンは無く、時々割引クーポンが配布されたりします。

まとめ

メルカリ、ヤフオクどちらもメジャーで取引が活発です。
私はどちらも利用していきたいと思います。
メルカリは一般ユーザーおよび落札者に優しい設計になっており、ヤフオクは大口出品者向けの設計になっているという点があります。
厚さ3cm以内の小物の取引には、安くて補償ありの配送サービス(ゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケット」や、らくらくメルカリ便の「ネコポス」)を提供するメルカリが、出品落札ともに利用しやすいです。

ちなみに、メルカリのほうが利用者に優しい設計となっていることからメルカリのほうが印象は良いです。
この市場でのヤフオクの独占状態が解消されて良かったと思っています。
メルカリが登場しなければ、ヤフオクはずっと利用しにくいサービスのままだったかもしれませんが、メルカリが登場してからはヤフオクはメルカリの後追いのようにサービスを似せてきました。
競合が出てこないと、市場独占状態というぬるま湯に浸かって顧客のための努力をしないという好例のように思います。
メルカリだけの独占状態もまた良くは無いと思います。市場独占している企業から、何らかの理由で利用停止措置をされると、他に同等のサービスが利用できるところが無くなってしまうということもあります。利用者の権利を考えて公正な措置をしてくれる企業なら問題は無いと思いますし、それがプラットフォーマーとしての責務だと私は考えますが、メルカリはアカウント停止措置等に躊躇が無いように見受けられるのでプラットフォーマーとしての責務を果たしているとは考えられません。

2021年3月 8日 (月)

ストレートオレンジジュースの購入先紹介

ストレートオレンジジュースの中で、手頃な価格で買えるものを紹介したいと思います。ストレートジュースは濃縮還元と違い、果物から絞った汁をそのまま詰めたもの(ただし加熱殺菌はされている)で、より生に近いジュースと言えると思います。価格は濃縮還元のものに比べてだいぶ高くなりますが、こだわる方にはお薦めです。
もちろん、生の果物を絞った直後のフレッシュジュースが一番良いことに変わりありませんが、パッケージされて売られているジュースの利点としては、原料の果物がより完熟に近い可能性が高いという点があります。通常店頭で売られている果物は、採取から消費者の元へ届くまで日数がかかることを考慮して、完熟前の状態で果物を採取していますが、ジュース用の果物は採取からすぐに絞ることが出来るためです。
次にいくつか紹介しますが、味のレビューに関してはあくまで私が試した限りにおいてであり、時期によって変わる可能性もあることをご了承ください。

ドンシモン オレンジジュース

個人的に好きなオレンジジュースです。さっぱりめの味で、スッキリとした感じで飲めます。味が薄いということは無いと思います。価格も最も安く手に入ります。スペイン産です。果肉入りと、そうでないものがあります。果肉入りのほうが美味しい感じがします。
現在、酒のやまや楽天店と、酒のやまや公式ページで購入できます。価格は公式のほうが安いこともあります。賞味期限が近いものが売られていることもあるので、気になる場合は店にお問い合わせ下さい。通常のオレンジの他に、マンダリンのジュースもあります。

酒のやまや公式ページ

カルディ(Kaldi)のバレンシアーナ ストレートオレンジジュース

良い意味で普通の味のオレンジジュースです。酸味も多少あり、渋みも感じられますが自然な味だと思います。カルディの店頭には置いてある所とそうでない所がありますので、事前に問い合わせることをお薦めします。

カルディ オンラインストアの「バレンシアーナ ストレートオレンジジュース」

キオスガーデンズ オレンジジュース

前者2つと比べるとやや価格が高めです。味は甘味が強く渋みが少なく、こだわって作られた味のように感じます。美味しいとは思うのですが、個人的には甘すぎに思い、毎日飲んでいると飽きが来るように思いましたが、そこは人それぞれかもしれません。ギリシャ産です。マンダリンもあります。こちらも似た味の傾向です。

2019年9月 7日 (土)

メープルシロップのメーカーを比較

メープルシロップはメーカーによって味に違いがあります。
私はそこまで多くの種類を比較した経験は無く、また、じっくりとテイスティングした訳でも無いのですが、ネット上にメープルシロップの味の違いに関する情報が少ないため、ここで私なりの情報を記そうと思います。
高級品では無く、普及価格帯の商品の中で私が比較した限りの情報になります。
あくまで素人の感想ということで参考程度にしてもらえればと思います。

私の経験上、一番メープルの風味が濃いのはシタデール(ミディアム)です。
シタデールは良くスーパーで売られているのを見かけます。
最近ではミディアムではなくアンバーという表記になったようですが、中身は同じなようです。
普及価格帯の他のメープルシロップは、シタデールよりも風味が薄いものばかりです。
逆にメープルの風味が濃いのが苦手という人は避けた方が良いと思います。

アレガニーズ(ダークロバスト)も、風味が濃いです。
ただしダークロバストというのはアンバー(旧ミディアム)よりも、樹液の採取時期が後期のものであり、その影響もあってかシタデールよりは楓らしい風味が少し弱く、逆に黒蜜のような風味が出ているように思います。
アレガニーズはダークロバストしか取り扱いが無いようなので、アンバーを試すことが出来ないのは残念です。

次に挙げるのは、風味が薄いと思われる商品です。

カルディのデカセール(アンバー)は、特にセールの時に安くなりますが、風味は薄いかなという印象です。
モンファボリ(ミディアム)は、スーパーで最安値圏の商品として良くみかけますが、風味は薄いです。
iHerbで買えるNow Foodsのメープルシロップはアンバーとダーク双方とも、同じように風味は薄いです。大容量で安価で買えるということで以前利用していましたが、今では関税がかかるようになったため安価では無くなりました。
同じくiHerbで買えるCoombs Family Farmsのオーガニックメープルシロップは、やや高価ではありますがアンバーとダーク双方とも風味は薄いと感じました。
カークランドのメープルシロップは、私は実際に試してはいないのですがAmazonのレビューを見る限りでは風味が弱いのは確かなようです。大容量で安価な商品としてNow Foodsと似たようなもののように見受けられます。
ここで挙げた風味の弱い商品は、サラッとしたメープルシロップを求めている人には適しているかもしれません。
私は、風味が弱いという以外にこれらの商品の味の違いは分かりませんでした。じっくりとテイスティングをした経験が無いのもあると思います。

結論を言えば、個人的に一番のお薦めはシタデールになります。
グレード的にもアンバーは一番味のバランスが良く、楓の風味を一番感じられるグレードだと思います。
ダークになると、黒蜜のような味が混ざるようになります。しかしダークだからといって味が濃いかというとそうとは限らず、Now Foodsのように味の薄いダークもあります。
アンバーやダークというのは味の濃さでは無く、味の方向性の違いだと思います。

2019年7月21日 (日)

カスタマーレビューの検閲について(Amazonなど)

インターネット上のネットショップはカスタマーレビューを掲載できるところがありますが、時に検閲が行われているためレビュー評価が偏っている場合があります。
また、検閲以外にもサクラといって、業者が自社製品の評価を高めるまたは他社製品の評価を落とす目的でレビューを書くことがあります。
ネットリテラシーが低いとそのような偏ったレビューを鵜呑みにしやすいので、気を付ける必要があります。
ここではカスタマレビューの検閲の実情について、私の狭い経験も基にしながら書きます。

まず有名なのがAmazonですが、私が数十回レビューを書いた経験の上では検閲されたことは無いです。
私の書くレビューには高評価も低評価もあります。
私のレビューは主観的な感想よりもむしろ客観的な根拠を添えた意見を述べるものが多く、それが低評価レビューの場合は検閲がされやすい傾向にあると思います。
しかしAmazonでは検閲されたことはありません。
更に、掲載が際どいのではないかと思われた、「Amazonで扱っていない商品を薦めるレビュー」も許可されています。
そのため、個人的にはAmazonは基本的には検閲をしないと感じるのですが、ネット上を見ているとAmazonによる検閲をされたという人が大勢います。
何が原因で検閲をされたのかは分かりません。このようなネット上の声が一定数あるということは一概にAmazonを信頼できないのかもしれません。

個人的にはAmazonの検閲自体にはあったことはありませんが、カスタマーレビューの表示順には検閲に近いものを感じます。
昔は低評価レビューも含めて有益なレビューが上位表示されやすかったと感じます。
しかし、今では有益なレビューは後ろに追いやられています。特に、低評価レビューは後ろに追いやられていると感じます。
昔は、長文レビューほど前に表示されやすかったのですが、今は関係が無くなっているというのもあります。
個人的には、やはり長文レビューのほうが参考になりやすい傾向はあると思います。
もちろん、長文だからと言って全てが参考になるものでは無いというのはその通りですが、現在の表示順よりは良かったと思います。
例えばhttps://www.amazon.co.jp/dp/B000RIVLAI/の商品について、これは賛否のある商品なのですが、昔は否定的なレビューがしっかりと上位表示されていました。
しかし、今ではその全てが逆に末端に追いやられています。
「参考になった」票も表示順とはあまり関係が無くなったようです。
もちろん、この票も必ずしも信頼できるものではありません。そもそも人の目に触れないレビューはいくら有用であっても参考になった票は入りません。
そのため、昔は新着レビューはおすすめレビューと共に必ずトップ画面に載っていました。
しかし、今では新着レビュー枠は無く、新着レビューの多くは埋もれています。
表示順の選択を「新しい順」に直せば表示はされますが、通常はそのような操作はしないのでは無いでしょうか。する意味が無いからです。

また、AmazonではAmazonで購入した者で無くともレビューを書けるシステムがあるのですが、Amazonで購入していない者のレビューは必ず後ろに追いやられています。昔はそんなことはありませんでした。
これは、本当に実際に購入した者なのか判断できないから、信用ができないということなのでしょうか。
私はAmazonで購入していないものでも良くレビューに書くのですが、必ず表示順は最後のほうになっています。
サクラ対策なのかもしれませんが、サクラでも実際に購入してレビューを書けば良い話なので、どこまで効果のある対策なのか不明です。
それよりも、そのような表示順操作によってますます公平な表示順では無くなっていっていると思います。

レビューの表示順については全く有用なアルゴリズムが取られていないという印象です。
特にレビュー数が多い場合には、あまり参考にならなさそうな一言、二言コメントが多い中で、本当に参考になるレビューが埋もれてしまう問題があります。
これをどうするかは命題だと思います。
レビューアーには、自分のコメントが載る事で他のコメントが埋もれてしまう可能性を考えて投稿してもらいたいとも思うのですが、多くの人は自分の感想を他の人に見てもらいたいという意識しか無いのでしょうか。
他の人が既に投稿しているようなレビューをいくら追加で載せてもあまり意味が無いと私は思います。
しかし、数の原理は働きますのでその意味では参考にはなりますが、同じ意見を多く見るよりも、より「多様な」意見を見るほうが参考になります。
既に存在するレビューと似たレビューをしたい場合には、コメントではなく「投票」といった形にするという案もあると思います。

Amazonでのカスタマーレビューを見る際は、☆3以下の低評価レビューで絞って見ることで参考にできる部分はあると思います。


Amazon以外に検閲をしないところとしては楽天とYahoo shoppingがあります。
これらのサイトはAmazonとは違い、店側に対して場所を提供しているだけの役割となり、直接商品を売っている訳ではありません。
そういった形態の特徴もあるのか、カスタマーレビューは検閲がされることはありません(恐らく)。
ただし、基本的には購入者のみがレビューを掲載できるようになっています。
Yahooは分かりませんが、楽天では非購入者でも一応レビューは書けますが、標準ではレビュー欄から非表示になります。
また、価格コムについては検閲はもちろん無いと思います。


私が検閲に会ったサイトは、ケンコーコム本店とiHerbです。
ケンコーコムは本店と楽天店でそれぞれレビューが別枠で書けますが、本店のほうでは検閲され、楽天店では検閲はされないと思います。
どちらのサイトでも、低評価レビューの全てが検閲される訳ではありません。しかし、恐らく「説得力のありそうな低評価レビュー」があると検閲対象になるのだと思います。
単なる主観や、感情的に終始している低評価レビューは普通に掲載されていますので、そういったレビューは載せやすいのではないかと思います。
例えば、私がケンコーコム本店で検閲対象になったレビューは全体の☆評価としては高評価だったのですが、コメントの一部として「(食品への)ビタミン添加についてはマイナス点だ。なぜなら、継続的に合成ビタミンを摂取したくないからだ。」という趣旨を書きました。
これも主観的なコメントではあるのですが、恐らく説得力がありそうだと判断されたのでしょう。むしろそれ以外に検閲する理由がありません。

また、ネット上の口コミを見ると「食べログ」は検閲を積極的に行っているようです。
レストランのレビューが集まる大手サイトとして最も多くの人が利用しているサイトですが、そういうサイトが厳しい検閲を行っている現状では自由な表現の場が確保されていないということになります。
もちろん、営利企業ですから検閲をする自由というのはあるかもしれません。
一方で、業界において独占的な立場にいることは事実ですから、レビューアーにとっては食べログ以外にレビューを書き込むところが無い、仮にあっても誰も見てくれないという事になります。
そういった独占的、優越的な立場にある企業が、それを利用するしか無い人々に対して自由に制限を加えても良いということになれば、人々の自由を一方的に奪うことになります。
ただ現在では食べログ以外の口コミサイトも大きくなっているようですが、それらのサイトは検閲が無いのでしょうか。
そして気になるのは、私が信頼している「価格コム」が食べログの運営者であることですね。
価格コムは自由にレビューを書き込んで議論できるサイトで、自由な意見交換の場の必要性によって成り立っているサイトだと思っているのですが、その企業が食べログを運営しているのですね。食べログの検閲は利益構造上仕方が無いことなのでしょうか。


ここまで検閲について色々と書いてきましたが、やはり企業は営利企業なので彼らの検閲行為を批判しても仕方が無いとも思います。
企業との利益の癒着が無く、自由な言論を発信できるレビューサイトが独立して存在すれば特別企業に何かを求める必要性は無いのですが、現在のところそういうサイトは少ないです。
そういうサイトが存在するにはWikipediaのように寄付で成り立つことも必要です。
自由な情報発信のための場が成り立つには、やはり有志による支援が必要なのだと思いますが、現在の社会ではあまりそういった動きはありません。寄付文化といったものが特に日本では定着していないのも原因だと思います。

2019年7月20日 (土)

油搾り機PITEBAの紹介と購入先

油絞り機、または搾油機として、家庭用に比較的安価に販売されているものとしてPITEBAというものがあります。
市販されている搾油機としてはもっとも安価な部類ですが、オランダのメーカーによって作られ、信頼性のあるものだと思います。
私は実際に購入した訳ではありませんが、良さそうに思ったのでここで情報を落としておこうと思います。

自宅で搾油機を使い、油を搾るメリットとしては、なかなか市販されていない油(オイル)を絞れるというものがあります。
また、搾油機で絞った油は未精製のものになります。未精製の油自体、あまり市販されていません。
私が搾油機に興味を持ったのは、完全な未精製の油を入手できること、そして原料に生(非加熱)のナッツや種子を選べることが理由です。
私はマッサージ用のオイルとして未精製かつ原料が生(非加熱)のピーナッツオイルを探していたのですが、日本では入手できないことに気づき、この搾油機に興味を持ちました。
結局、未精製で生のピーナッツオイルは海外から購入できることが分かったので、搾油機PITEBAの購入には至っていません。→未精製・非加熱(生)のピーナッツオイルの入手先[マッサージオイル][ケイシー療法]
しかし、搾油機を使うメリットとしては、確実に未精製のオイルを入手できることです。市販のオイルでは、どこまで完全な未精製かつ生(非加熱)なのかは実際のところ、分かりません。
本物の未精製のオイルがどういうものかが一度分かってしまえば、市販のオイルのことも分かるかもしれませんが、市販品だけ買っていてもそれが分かり辛いというのはあると思います。

PITEBAはエクスペラー式という搾油方式の搾油機になります。
エクスペラー式とは、連続圧搾とも言われ、回転するスクリューで原料を押しつぶすことで効率良く搾油できるという方式です。
その代わりに摩擦熱が生じますので、搾油過程である程度の熱が生じます。しかし、それでも低温圧搾の範囲には収まるということです。
日本で伝統的に使われる玉締め法という搾油方式もあり、これは直圧式で、摩擦熱が生じないために完全な非加熱で搾油できますが、搾油率は落ちます。また、これに用いる器具の価格はかなり高くなります。
恐らく、家庭用で使用する最適な選択はPITEBAだと思います。

PITEBAは、搾油率を高めるために外部からランプで加熱できるようになっていますが、これは必ずしも必要という訳では無く、公式ページを読む限りでは熱帯地方(25℃以上)では特別必要が無いようです。
また、加熱したとしても低温圧搾(40℃以下)には収まると書いてあります。
加熱したほうが搾油効率は上がりますが、この辺りは任意で行えば良いのではないかと思います。

購入先について述べます。
現在日本ではAmazonでの購入(PITEBA(ピテバ)卓上油搾り機 手動式)が17800円で最安となっていますが、オランダの公式ホームページ(https://www.piteba.com/en/)から直接買うほうが安いです。
特に、器具をテーブルに固定するためのマウンティングセットも購入する場合は公式から買うほうが安くなります。
マウンティングセットは恐らくあったほうが良いと思います。固定するものが無いと、絞りにくいと思います。
日本のAmazonでこれらを購入する場合は、17800円(本体)+5200円(マウントセット)で23000円になります。
それに対して公式ホームページだと、80.20ユーロ+20.02ユーロ+28.14ユーロ(送料)で16000円程度(2019年現在)となります。
もちろん、機器の保証のことを考えると日本で購入したほうが安心はできるかもしれませんが、そこまで壊れやすい部類の製品では無い気もするため、公式ホームページから購入することを紹介いたしました。
オリーブを絞る場合は別途器具が必要です。
個人輸入品の関税と日本国内消費税については、商品代金が16666円以内であれば免除になるのが基本なので掛からないとは思いますが、一応問い合わせた方が良いかもしれません。

2019年4月19日 (金)

オリーブオイルの選び方のポイントは鮮度

オリーブオイルは食用としてドレッシングなどに使えますし、個人的にはマッサージオイルにも使っています。
今回は個人的な選び方のポイントと、それを踏まえたおすすめの商品について書いていこうと思います。
特に私が注目して欲しいのは、鮮度です。必ずしも注目されない点ですが、個人的にはここにこだわることが大事だと思います。
鮮度を測るポイントは主に「酸度」「原産地からの輸送方法」です。
おすすめの商品については、なるべく手頃な価格なものを挙げます。
まず断っておきたいのですが、オリーブオイルの味を中心としたレビューではありません。
味について触れる部分もありますが、そこまで味を比較した経験が無いので詳しいレビューは書けません。
今回は主にオリーブオイルの鮮度と品質についての記事となります。
オリーブオイルの中でも主にエクストラバージンオリーブオイルについての記事となります。
それでは、個人的な選び方のポイントを挙げます。

 酸度

エクストラバージンオリーブオイルは、精製や化学処理されていないオリーブオイルの中で「酸度」が0.8%以下のものを言いますが、日本にはその規格が無いので「酸度」が0.8%より高いものでもエクストラバージンオリーブオイルと表記して売っている可能性があるようです。
「酸度」とはオリーブオイルが瓶詰された時の鮮度を表すもので、その数値が低いほど新鮮な状態のオリーブオイルが瓶詰されたと考えられます。
オリーブを収穫してから絞るまでの時間が短いほど酸度は低くなるようです。
油脂の鮮度というのは人間の体にとっては重要で、古い油を摂取することは健康上好ましくないと思っています。
鮮度の基準として「酸度」は指標の一つになると思います。

原産地からの輸送方法

瓶詰された時点では新鮮でも、その後の輸送時や保管時の環境が悪いとオイルは劣化します。
これは私が一番懸念している部分です。
ヨーロッパから日本へは通常、安価な製品の場合は船便が使われますが、日数にして45日ほどかかるようです。
ネット上の情報ではこの間赤道付近を通過するらしく、コンテナ内の温度が高くなる可能性があるようです。
船便でも冷蔵便というのがあり、これはリーファーコンテナと言いますが、コストは少し高くなりますがこれで輸入している会社もあります。
また、コストは最も高価ですが航空便を利用したものであれば最も鮮度が保たれていると言えそうです。
リーファーコンテナ(冷蔵便)は250mlで1000円前後の商品から使われています。
私は、鮮度の良いオリーブオイルを入手するために、このリーファーコンテナか航空便を利用して輸入したという表記のあるものを選びたいと思っています。

遮光瓶に入っているか

たまに遮光瓶では無い透明瓶に入っているものも見かけますが、それには少々疑問を感じます。
恐らく鮮度にはあまり影響が無いという判断なのでしょう。
遮光瓶では無いからと言って、鮮度の管理が疎かになっているとは言い切れませんが、鮮度をしっかりと管理しているという情報が特別見当たらない会社のオリーブオイルは避けた方が良いかもしれません。

オーガニック(有機)認証の有無

これは値段との相談、または人の好みでもありますが、余裕があればオーガニック(有機)認証のあるものを選ぶと良いと思います。

早摘みかそうで無いか 

オリーブが熟す前に取った早摘みのオリーブを絞った製品と、そうでない製品があります。
早摘みのオリーブオイルはオリーブから取れる油の収量が少なく、一般に高価であるようです。
抗酸化物質であるポリフェノールが多く、オリーブの青臭さや苦味が強いようです。
対して、より熟したオリーブを絞ったものは、味もマイルドになるようです。
しかし完熟オリーブオイルは少なく、多くの製品は完熟前の任意の時期に収穫しているようです。
収穫時期による違いは好みの問題かもしれません。
もちろん、味の違いはそれだけでは無く品種の違いによっても表れます。

ざっとオリーブオイルを選ぶポイントを挙げました。
何故私が「鮮度」にこだわるようになったかと言うと、たまたま私が海外から個人輸入したオリーブオイルが古くなって酸化しているようなものだった、という経験が発端です。それは風味が弱く、香りに油っぽい感じがあり、今まで買っていたオリーブオイルとは別物でした。賞味期限内だとしても、これだけ油の風味が変わるのかと思いました。
調べていくうちに、オリーブオイルを始めオイル類はさほど鮮度に気を使われていない場合が多いのかもしれないと思うようになりました。
この件をきっかけに、オリーブオイルに限らず、油の鮮度については気を付けた方が良いと思うようになりました。

おすすめの商品

次に、この基準に従って私が選んだオリーブオイルの製品を挙げていこうと思います。
一番ネックなのは原産地からの輸送方法に冷蔵便か航空便を使っているかという点です。
この点をクリアできる製品は、高価な製品ならともかくとして安価な製品にはなかなかありません。
もちろん、コストがかかることなので一定以下の価格の製品にこれを求めるのは不可能ですが、高価な製品であればそもそもこれらの条件をクリアしているのは当然ということで、ここで挙げるまでもありません。
ここでは、価格的に安いものの中から条件を満たしているものを挙げます。

そらみつのオリーブオイル

そらみつ株式会社のオリーブオイルです。 そらみつのオリーブオイルは全て原産地から冷蔵コンテナによって輸送されています。
更にメールで問い合わせたところ「酸度」は概ね0.2~0.3%であるとのことです。
その上、価格は250mlが1000円以下で手に入ります。
いくつか種類があり、この画像のものはオーガニックで価格がやや高めですが、オーガニックでは無い商品もあります。

アルベルトさんのオリーブオイル

「アルベルトさんのオリーブオイル」のシリーズです。画像のものはオーガニックで、味はストロングタイプとなります。
ストロングタイプで無いものは非オーガニックとなります。

トザバラス 飲む オリーブオイル エキストラバージン


トザバラス 飲む オリーブオイル エキストラバージン 酸度 0.2% ギリシャ産 250ml

オーガニックではありません。早摘みのオリーブを使っており、酸度は0.2%ほど、原産地から空輸で輸入しているとのことです。

井上誠耕園 オリーブオイル

https://www.inoueseikoen.co.jp/products/list.php?category_id=36

井上誠耕園のオリーブオイルの中で通年で販売しているのは「完熟オリーブオイル」です。酸度0.2%ほど、原産地から空輸または冷蔵コンテナにて輸入しているようです。オーガニックです。
商品の取り扱いは、URLにある公式ウェブサイトまたは数か所の直営店で行っています。東京では上野松坂屋に直営店があります。

イタリア食材の店「イルビアンコ」のオリーブオイル

http://shop.ilbianco.com/

こちらのお店のオリーブオイルは少々高いのですが、オリーブオイルの鮮度にこだわっており、基本的に空輸によって輸入しています。
完熟とそうで無いもの、オーガニックとそうで無いものが揃っています。

「そらみつ」のオリーブオイル、「アルベルトさんのオリーブオイル」については食品スーパーでも見かけますので、近所のスーパーで見てみるのも良いと思います。

2019年4月18日 (木)

キリン「アルカリイオンの水」のPHを測ったら中性?

キリンの「アルカリイオンの水」は、天然水をアルカリイオン化した飲料水で、PHが8.8~9.4と表記されています。
主な作用に胃腸の調子を整えるというのがあるようです。
しかし、PHが9前後というのは割と高めのアルカリ性で、重曹水よりも高く、経験上ではこの程度のアルカリ性の水になってくると、肌に触れると若干の刺激を感じるように思います。
しかしこの「アルカリイオンの水」は、普通の水と何ら変わらず、口に含んでも何の刺激もありません。
私は「アルカリイオンの水」を洗口液として、口内の酸性度を元に戻すためにも使っていたのですが、ある時疑問に思い、PH試験紙にてPHを測ってみました。
するとPHは7と出ました。これは中性です。ボトルを開けたばかりのものを測りました。
この試験紙は重曹水やお酢などの溶液にはしっかりと反応するので、試験紙が古くて機能していないといったことは無いと思います。

キリンに問い合わせたところ、
・PHの正確な測定にはガラス電極法を使用する
・なぜPH試験紙でアルカリイオンの水だけは反応しないのかは分からない
といった回答でした。

そこでネット上で更に調べたところ、溶液の「緩衝性」というものの影響だということが分かりました。
私は化学のことは全く分からないのですが、分かった限りで説明します。
溶液には緩衝性(緩衝能)が高いものと低いものがあり、緩衝性が高いと外部から酸・アルカリ性のものが加えられてもPHが変化しにくい、逆に緩衝性が低いと少しの影響でPHが変化しやすい、ということのようです。
「アルカリイオンの水」は緩衝性が低く、少しの外部からの影響でPHが変化してしまうということのようです。
特に、強アルカリ性または強酸性の物質を薄く希釈した水溶液は緩衝性が低く、アルカリイオンの水はこういった形態に当てはまりそうです。
PH試験紙では、PH試験紙自体のPHが影響してしまうため、こういう緩衝性の低い溶液のPHを測る事はできないらしいです。
つまり、PHが高くても緩衝性が低ければ、PHがすぐに低下してしまうことになります。PHが高くても酸性の物質の中和性能は低いということだと思います。
今まで私ははPHの高低によって中和性能は決まるものだと思っていましたが、どうやらそれだけでは無いらしいということです。
なので「アルカリイオンの水」はPHは9前後だが緩衝性は低く、酸の中和性能も低いということになり、多量に飲んでも胃酸を中和し過ぎたりはしないと言えそうです。
逆に、洗口液として口内の酸性を落ち着かせる用途には向かなそうです。重曹水のほうがPHは低いですが、緩衝性があるので重曹水のほうが中和能力は高いようです。
PH試験紙では緩衝性の低い溶液のPHは測れませんが、ガラス電極法を採用したPHメーターなら正確に測れるようです。ただしPH=「酸やアルカリの中和性能」ではない、というのが私が調べた結論です。

掃除に使われる「アルカリ電解水」についても、「アルカリイオンの水」と同じ原理だと思いますので、PHが高い割に緩衝性が低く、酸性物質の中和作用はあまり無いのではないかと思います。重曹水や、炭酸ナトリウム水などのほうが中和作用は強いのかもしれません。
もっとも、汚れを落とす作用については中和作用だけでは無いみたいので、総合的に見て汚れを落とす作用が少ないとは言えません。